頑張っても会社から冷遇される理由

給料が上がらない。介護福祉士をとっても資格手当がもらえない。熱が出て早退すると欠勤になった。これらの冷たい待遇は自分に対してだけのよう。なぜ自分だけ?と気が収まらないので考えてみた。年齢が50代、コミュニケーションが苦手という点が自分の弱点だ。コミュニケーションについては自分が一番劣っているとは思わないが、年齢や、キャリアを含めて考えると会社にとっては一番不要な社員は自分だとは思う。他の能力が優れていても会社にはメリットにならないからだ。力、知識、好かれるといったところが自分のいいところではあるが、会社の利益にはつながらないし、自分でなくてもいい。体の痛みは増える一方。歳を取るというのは悲惨なことである。

 

このように考えると希望がなくなってしまうが、介護という職種には夢がある。今後平均寿命はどんどん長くなり、少子化で労働力が不足する。にもかかわらず、高齢化はますます激しくなる。需要と供給の法則から、介護職の給料は上がっていくはず。現在の看護師・薬剤師のような人気職種となるかもしれない。長く続けていくメリットは大いにある。もしかしたら、年金制度が崩壊し、若者が高齢者を支えるのではなく、高齢者同士で支え合う社会になるかもしれない。